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どじょうの蒲焼き

金沢の夏の酒の肴といえば「どじょうの蒲焼き」が外せません。どじょうを開いて串に指し、甘辛いタレで焼いた郷土料理です。二口三口で食べることができ、一本100円~、と気軽に購入できる、地元のファストフードともいえます。

苦味と甘味が共有した絶妙な風味が、日本酒にもビールにもよく合うため、居酒屋などでも大人気で、お手軽な料金で提供されています。また、高タンパクで、カルシウム・鉄分が豊富で、夏に疲れた体や、女性の肌荒れにも効果的です。

金沢で「かば焼きと言えばうなぎよりもどじょう」と言われるほど流通した背景には、明治初期のキリシタン弾圧が関係するといわれています。

長崎から連行され、金沢市卯辰山に軟禁されていたキリシタンたちが、食べるものに困り滋養強壮・疲労回復・栄養補給のために水田のどじょうをかば焼きにして食べたのがおこりだという説が有力です。

泥を吐かせたどじょうを目打ちし、開いてぶつ切りにし、串にさし、甘辛いタレをつけながら焼きます。
冷めても美味しいのでちょっとした手土産にも喜ばれます、どじょうはかつて市内の水田で多く捕れましたが、現在はほとんど取れず、後継者不足なども相まって、専門店は減少の一途をたどっていますが、近江市場など観光地ではまだまだ健在です。

金沢市では、この現状を憂い、2009年から休耕田で大規模などじょう養殖をおこなっています。

どじょうのかば焼きが食べれる金沢の居酒屋

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