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コウバコガニ (香箱蟹)

ズワイガニのメスのことを、金沢や富山では「コウバコガニ」と呼びます。香りがよいカニという意味での「香箱蟹」子どもがぎっしり詰まったという意味での「子箱蟹」、足ではなく内子などが入った甲の部分がメインなので「甲箱蟹」と書かれます。

福井県では「セイコガニ」山陰では「セコガニ」、丹後では「コッペガニ」と呼ばれています。とても、小さなカニで、一般的なズワイガニとは全く違う味とサイズです。味噌や卵が特徴で、味がしっかり凝縮されているので、雑炊やカニ飯、カニ汁などにするのが最高です。もちろんそのまま内子(未成熟卵)の濃厚さや、ぷちぷちの外子(成熟卵)を楽しむのも美味しいです。

ズワイガニ漁の解禁は毎年11月6日から翌年3月20日までですが、コウバコガニは1月6までのたった二ヶ月間。

一年に一度のお楽しみ、コウバコガニの時期に合わせて、金沢はよりにぎやかになります。北海道や諸外国では捕獲禁止のところもあるので、いずれ味わえなくなってしまう日も来るかもしれません。

もともとの数が少ないうえに、オスに比べて安価であることから、ほとんどが地元で消費されています。まさに地元でしか食べられない珍味といえるでしょう。都内で提供するお店ではコースが3万円以上ですが、金沢の料亭で1/8~1/2程度で賞味できます。居酒屋でも1500円程度で提供されているそうです。

コウバコの存在は以外に知られておらず、観光に来て召し上がらないお客様もいるそうです。金沢に来てズワイを食べてコウバコを食べないなんてもったいない! 食べ損ねることがないようにしましょう。

コウバコガニが食べれる金沢の居酒屋

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